ダイソー:水彩色鉛筆2

今回も100円ショップ水彩色鉛筆のレビューを、続編として書きます。1回目のレビューから、メイキングやテストで使いながら気がついたことがいくつかありましたので、ご紹介したいと思います。 




■白?


「新しい色かもしれません(笑)」


個人的な意見ですが、水彩色鉛筆は半透明な画材だと思っています。ですので、下地に多少は左右されながらも、塗っている色として発色します。

そう考えたとき、2のサクラクレパス、3のアルブレヒトデューラーのように、白も白として発色します。しかし、1の100円ショップはテストピースのとおり、白として発色するのではなく茶色を塗り広げています。白というより無色の水彩色鉛筆という印象でした。

……これはこれで使えそうな気も?


■重ね塗り


「同じ塗り方でこの違い(笑)」


ユリッチのメイキングの前にテストもかねて描いたイラストがあるのですが、 テストで描いたイラストではかなりの力を入れて塗りつぶした箇所があります。

それにしては、発色が弱かったり、塗りムラがあったり、混色もほどほどだったりと、重ねるほどに実感しました。2はファーバーカステルと、定評ある水彩色鉛筆と比べるのも酷ですが(笑)、参考まで。

各テストピース、上半分は色鉛筆として重ねた後に水筆でのばしたもの、下半分は上半分のものをさらに色鉛筆として重ねました。


■ちょっと工夫してみる


「どっちが100円ショップの水彩色鉛筆でしょうか?」


そこで、塗りムラ、発色を補う方法……苦肉の策とも言いますが(笑)、ご紹介します。

まずは、芯を直接、水につけてしまいます。水をつけた芯はとてもやわらかくなって、通常よりも濃く塗れます。

さらに、この方法で塗られた箇所は顔料が多く含まれていますので、そこからさらに水筆でのばすと……?2のアルブレヒトデューラーの発色に比べて、1の100円ショップでも遜色ないように見えませんでしょうか?過信しない程度に、お試し下さい(笑)。


■まとめ

価格、パッケージ共に、気軽に使えそうな雰囲気のある水彩色鉛筆でしたが……使えば使うほどにとんでもありませんでした。思い描いているものを描こうとしたら、何かと工夫が必要な水彩色鉛筆です。

より工夫が必要なことから水彩色鉛筆の入門用としておすすめできませんが、ある程度は使ったことがある方が割り切って使ってみると面白いかもしれません。意外なところで、お子さんに使わせてみると、ちょっと驚かれますよ(笑)。

まさに、“おもちゃの水彩色鉛筆”、ではないでしょうか。


■作例

ソニアさん(『ラヴニーの絵本』より)

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